▪️先生GPTを使用されている皆様へのメルマガです。
業務改善はもちろん、生徒指導や授業のこともチラホラ。
ご利用されている方限定情報もありますが、こちらでは一部抜粋ということでご覧ください。
▪️先生GPTでコメント作成を効率化することができます。
今回は、特にコメントで悩む先生に向けて、授業や日記の内容をもとに先生GPTを活用するアイデアをご紹介します。
1.授業後の「振り返りコメント」
授業後に子どもたちへ伝える振り返りの言葉に悩むことはありませんか?
ノートなどに書き込むアレです。
先生GPTに「今日の授業内容を振り返ったメッセージを考えて」と指示することで、例えば「今日のグループ活動では、みんなが意見を出し合って素晴らしい成果を出しましたね」といったコメントが生成されます。
授業内容を簡単に入力しておくと、より具体的で的確なコメントが提案されます。
例えば、入力時に「算数のグループ活動」「○○さんが中心になって意見をまとめた」などを話をするとよいです。
もちろん全員に同じコメントを入れることはできません。
そこで「10パターン出して」のように追加指示するとさらに便利になります。
2.日記のコメントをスムーズに作成
子どもたちの日記を見ながら、一人ひとりにコメントを書く時間がかかるという声もよく聞きます。
先生GPTに「日記の内容を入力して、コメントを考えて」と依頼すれば、以下のような一言コメントを提案してくれます。
「家族で作った料理の話、とても楽しそうですね。次はどんな料理に挑戦するのか教えてください。」
「休日に公園で遊んだお話、元気いっぱいな様子が伝わりました。どんな遊びをしたのか気になります。」
「学校で友だちと協力した出来事を書いてくれて嬉しいです。次もどんなことに挑戦するのか楽しみです。」
日記を簡単に要約して入力することで、より的確で温かみのあるコメントが得られます。
例えば、「家族で出かけた時の出来事」については、「〇〇に先生も行ってみたいです」といったコメントが作れます。
3.子どもたち同士のエピソードを取り入れたコメント
クラス内での子ども同士の関わりや会話をもとにしたコメントも、先生GPTがサポートします。
例えば、
「今日の掃除の時間に、○○さんが△△さんの分まで机を拭いてあげた」
「体育の授業で△△さんが遅れている子に走り方を教えていた」
といった具体的なエピソードを入力すると、
「○○さんが掃除の時間に△△さんを手伝ったのが素敵でした。こうした助け合いがクラスを明るくしてくれますね」
や
「△△さんが体育の授業でサポートしてくれていました。思いやりのある行動が素晴らしいです」
といったコメントを提案してくれます。
こうしたコメントを入れることで、子どもたち自身も自分たちの行動がクラスによい影響を与えていることを実感できます。
というのも、私の現役時代もそうですが、先生は『褒めること』がなかなかできません。
しているつもりでも『つもり』になっていることもしばしば。
そういった時にこうした形で使うことで子どもたちの自尊感情を高めていくことができます。
コメント作成にかかる時間を減らしながら、心のこもったメッセージを届けることで、子どもたちや保護者とのコミュニケーションがよりスムーズになります。