年末年始に備えて!家庭へのお知らせを効率よく作成

▪️先生GPTを使用されている皆様へのメルマガです。
業務改善はもちろん、生徒指導や授業のこともチラホラ。
ご利用されている方限定情報もありますが、こちらでは一部抜粋ということでご覧ください。

▪️年末が近づき、学期末のお知らせや冬休みの家庭学習計画を作成する時期になりました。
毎年のこととはいえ、1から文章を考えるのは時間がかかります。
そんな時こそ、先生GPTを活用すれば、効率よくお知らせを作ることができます。

ここでは、小学校3年生を例に具体的な活用方法をご紹介します。
まず「学級通信」機能を使うよりも、「先生GPTチャット」を使った方がうまくいきます。
構成要素として「お知らせ」「家庭学習」「保護者向けのメッセージ」の3つがあるからです。
一つずつ指示を出すことで、より正確な文章が生成されやすくなります。

最後に生成した文章を紹介しますので、参考にしてみてください。
それを直して使った方が早いかもしれませんね♪

【1】学期末のお知らせ
学期末のお便りは、クラス全体の出来事や成長を書くのが一般的です。
先生GPTに指示する際は、以下のようにします。

「小学校3年生向けに、2学期の出来事やクラス全体の成長をまとめた学期末のお知らせ文を書いてください。」

生成された文章をベースに、クラス全体に関わる具体的な内容を追加します。
例えば、
「2学期は運動会や遠足を通して、友だちと協力する姿が多く見られました。」
「毎朝の音読では、クラス全員が少しずつ声が大きくなり、自信を持って発表する姿が印象的でした。」

内容そのものがクラス全体に関わることが多いですし、冷蔵庫などに貼られる学級通信になります。
普段は個人名を挙げている場合でも、学期末のお便りではクラス全体のことをまとめる方が適切です。

【2】冬休みの家庭学習
具体的な学習内容や取り組み方を示すことが大切です。
先生GPTへの指示は、2回程度に分けるとより的確な内容が得られます。

最初の指示例:「小学校3年生向けに冬休みの家庭学習計画を作成してください。」
追加の指示例:「1日30分を目安に、国語、算数、日記の内容を具体的に考えてください。」

〈生成された文章例〉
冬休みの家庭学習は、1日30分を目安に取り組んでください。
・国語: 漢字ドリル1日1ページを進めましょう。
・算数: 計算プリント1日1枚を解きましょう。
・日記: 3回書いて冬休みの思い出を残しましょう。

このように、指示を段階的に出すことで、より具体的で的確な内容が得られます。

【3】保護者向けのメッセージ
冬休みの過ごし方や新年に向けたお願いも、先生GPTを活用すれば短時間でまとめられます。

指示例:「小学校3年生の保護者向けに、冬休みの過ごし方について優しいトーンでまとめてください。」

〈生成された文章例〉
「冬休みは、ご家族との時間が増える大切な期間です。
お子さまの健康や安全に気をつけながら、楽しい思い出を作っていただければと思います。
3学期には、また元気な姿でお会いできるのを楽しみにしています。」

このように、基本部分を先生GPTに作成してもらい、クラスの特徴や具体的な宿題を加えることで、手早く整ったお知らせが完成します。

【上記のようにして先生GPTで作った「冬休み前の学級通信」】
※改行や文章の調整は、事務局側で2〜3分ほど行っています。
※生成型AIに作ってもらった文章は一度音読しておくと、違和感などを感じやすいです。

見出し:2学期の振り返りと冬休みの過ごし方

本文:2学期もいよいよ終わりが近づいてきました。
保護者の皆さまには、日頃からご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。

この2学期、子どもたちは学校生活や学習を通して大きく成長しました。

運動会では、暑い中でも最後まで一生懸命走る姿や友だちを応援する姿が見られました。
遠足では、協力しながら楽しく過ごし、仲間との絆がさらに深まったように思います。
毎日の授業や音読、計算練習では、自分のペースを守りながら努力を続ける姿が印象的でした。

クラス全体で協力して取り組む姿勢や、友だちを思いやる気持ちも大きく育ちました。
本号では、学期末のお知らせとともに、冬休みの過ごし方についてお伝えします。

冬休みの家庭学習について

冬休みは、1日30分を目安に家庭学習を進めていただければと思います。

・国語: 漢字ドリルを1日1ページずつ進めましょう。
・算数: 計算プリントを1日1枚解き、苦手な問題にチャレンジしましょう。
・日記: 冬休みの思い出を3回書いて、楽しかったことを振り返りましょう。

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