《紹介HP》薬師寺、大谷執事長ホームページ
奈良の世界文化遺産「薬師寺」の大谷執事長の話を聞く機会がありました。
京都の社会福祉法人大宅福祉会、おおやけ子ども園の創立55周年記念講演会です。
「お寺」と聞くと60%の方が「お墓」、「坊主」と聞くと90%の方が「葬式」。これらを思い出すそうです。ところが薬師寺は、お墓がなく、亡くなった方のために、お経を読むこともしないお寺。
対象者が『生きている人』。
100人位の会場でマイクなしで隅々まで届く声でお話をされます。それだけでも圧巻です。ほとんどの学校の先生よりもよほど通る声です。「生き方の勉強を教える先生」という紹介がありました。だとすると、先生の先生。それはすごいです…
とかを思っていると、紙を両手で持って音読という小学校の授業のような場面もありました。本当に「先生」です。
話の内容もとても学びになりました。勉強用にA4の紙を1枚配布されていたのですが、終わる頃には、メモで真っ黒でした。
話の内容は、ぜひ聞いていただきたいので、ここでは書きません。ただ、なるほどと思う言葉があったので1つだけ紹介します。
「自分の手を動かすことができるのは自分だけ」
これだけではちんぷんかんぷんかもです。
その前後のお話とつなげて聞くと、フムフムとなるのではないかと思います。
全国で年間250講演以上をされているとのことです。調べてみると、皆さんの街でもお話しされているかもしれません。