進学は偏差値だけ?放デイで考える進路の選び方

放課後等デイサービス(放デイ)に通う子どもたちの 「次年度に卒業するメンバー」向け進路面談 を行いました。

学校で行う進路面談とは少し違います。
一般的に進学の話では 「どの専門・短大・4年制大学を目指すか」「その偏差値はどのくらいか?」 という視点で考えることが多いですが、放デイでの面談では 「なぜそこを選ぶのか?」 という点を重視して話を進めました。

【大学進学を考えている場合のポイント】

  1. なぜその大学を目指すのか?
  2. 他の候補となる大学はどこか?
  3. その先の平均年収はいくらか?

【おまけ話(本人が気にしていたので追加)】

  1. 投資のメリットやデメリット
  2. 闇バイトと投資の違い

進学を考える際、保護者の方々は 「どの大学に入れるか?」 という視点で偏差値を重視することが多いです。
もちろん、それも重要な判断材料ですが、それだけで決めてしまうのはもったいない。

例えば、進学の目的を考えたとき、「その大学で何を学び、どんな人と出会い、どんな将来につなげていくのか?」 という視点も大切です。
全国から学生が集まる大学もあれば、地元のつながりが強い大学もあります。
就職を考えたときに、大学のブランドだけでなく、「どんな人脈ができるのか?」 という要素も選択基準になります。

また、今回の面談では 「投資」 に興味を持っている子もいました。
保護者の方は 「まだ早い」 とおっしゃいましたが、「投資とは何か?」「いつからなら早くないのか?」といった金融教育の視点も大事です。

進学ひとつ取っても、考え方はさまざま。
すべてのケースが異なるけれど、類似する事例はたくさんあります。
だからこそ、具体的な事例を交えながら、「どんな選択肢があるのか?」を一緒に考えていきます。

明日は 「就労を目指す場合の進路相談」 についてお届けします。

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