今回は、卒業式練習でスムーズに指導ができた事例をご紹介します。
【卒業式の練習前、先生GPTで語りを作成】
ある先生は、先生GPTを活用して卒業式の意義などを児童に伝えるための文章を作成しました。
その文章をクロムブックの録画機能を使って、音声として録音し、練習時に流されたそうです。
「語ること」と「指導」を分離し、指導の質を高める工夫をしたのです。
本来、語りながら指導を行えれば理想的ですが、子どもたちの様子によっては難しい場面もあります。
特に卒業式は、同じような練習を、体育館等の厳しい環境下で行うため、落ち着いてはできない場面の少なくありません。支援級でしたら尚更です。
また、話す内容もその場で思いついたものと、事前に準備したものとでは伝わる精度が変わります。
この方法を取り入れたことで、以下のようなメリットがあったとのことでした。
・ガチャガチャ動いていた児童が自然と落ち着いた
・指導しながら語りを届けることで、子どもたちの意識が変わった
・先生は指導に集中でき、スムーズな練習ができた
特に、姿勢や態度を整える指導では、以下のような流れで進めることでスムーズに支援ができたとのことでした。
1.録音を流しながら、椅子の周りを見て指導
2.児童の手足の位置や姿勢を細かくチェック
3.袖やポケットに手を入れないよう指導
4.背筋の伸ばし方や表情の整え方を確認
語りを音声で流すことで、子どもたちは集中し、先生はより効果的な指導ができました。
【歌の指導にも先生GPTを活用!】
この先生は、歌の指導にも同じ方法を活用しました。
歌う前に、先生GPTに「歌の意味や大切さを伝える語り」を作成してもらい、録音した音声を流すことで、子どもたちの気持ちを高める工夫をしました。
実際にこの方法を取り入れた先生からは、次のような声をいただいています。
・言葉で気持ちを高めてから歌うと、子どもたちの声が変わる
・先生の指導に頼るだけでなく、事前に語りを準備すると伝わりやすい
【先生GPTで指導の負担を軽減!】
先生GPTは、卒業式の練習や歌の指導だけでなく…
・学級通信の作成
・通知表の所見作成
・卒業メッセージの作成
・児童への語りの作成
など、さまざまな業務をサポートします。
この時期は、卒業式準備や年度末業務で忙しくなるかと思います。
ぜひ、先生GPTを活用し、少しでも負担を減らしてくださればと思います。