年度末の仕事、後回しにしていませんか?今のうちにできることを整理しよう

年度末が近づくと、気づけば仕事が山積みになっていることはありませんか?
「あとでまとめてやろう」と思っていたら、3月最終週に一気に押し寄せて、時間が足りない…そんな経験をされた先生も多いかと思います。

しかし、よく見ると「今の時期でもう処理できる仕事」も少なくありません。
早めに進めることで、3月の負担を大幅に減らすことができます。

年度末の業務を、次の3つに分類して考えると整理しやすくなります。

1.今すぐできる仕事
2.年度末までに進めておきたい仕事
3.年度末にしかできない仕事

このうち、今の時期は「今すぐできる仕事」に手をつけるタイミングです。
早めに処理しておけば、3月末に「時間が足りない!」と焦らずに済みます。

今すぐできる業務として、以下のようなものがあります。

1.指導要録の出欠欄
子どもが年度末までにあと何日か休む可能性はゼロではありませんが、大きく変動することはあまりありません。
未入力のままにしておいて、年度末にまとめて処理しようとすると、確認作業に時間がかかり、思った以上に負担が大きくなることがあります。
一度入力しておき、万が一変更があれば修正する方が、時間を有効に使えます。

2.学級内の整理整頓・不要なものの処分
年度末は慌ただしく、気づけば教室が散らかったまま…ということもあります。
特に異動が決まった場合、教室を片付ける時間を確保するのは難しくなります。
今のうちに使わないものを整理し、異動の可能性がある場合は私物の整理も始めておくと、後が楽になります。

3.来年度の教材・副教材の下調べ
すでに次年度の教材選定の話が出ているなら、早めに情報収集しておくと、4月に慌てることがなくなります。
使う可能性のある教材をピックアップし、どの教材をどの場面で使うかをイメージしておくだけでも、新年度の準備がスムーズになります。

年度末はただでさえ忙しい時期です。
3月最終週になってから「まだ出欠入力していなかった」「宿題の丸つけが終わっていない」「教室移動の準備ができていない」となると、他の業務と重なってしまい、処理が間に合わなくなることもあります。

今のうちにできることを少しずつ進めておくことで、3月後半の負担を大幅に減らせます。

「これ、もうやっていいんだっけ?」と迷う仕事は、先生GPTに聞いてみるのもおすすめです。
少しでも年度末の業務を軽くするために、できるところから取り組んでみてください。

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