先生たちの「春」が詰まった一句、ついに発表!

今回、先生GPTではじめて開催した「春の先生川柳コンテスト」。
たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
なんと集まった句は295句!
先生たちの春のリアルや心の声が詰まった一句一句に、
事務局一同、何度もうなずき、笑い、そして励まされました。
学校の先生に関する報道は、
「残業が多い」「しんどい」「業務負担が重い」といったネガティブなものが目立ちがちです。
そんな中で、こうして先生自身の言葉で日常を切り取ることで、
共感し合い、笑い合える場をつくれたことを本当にうれしく思います。
さて、悩みに悩んだ選考の結果、以下の5作品が受賞となりました!
こうして選出させていただいた句を並べてみると、
生成型AIの出力よりもずっと深く、人間ならではの感性や視点が感じられました。
先生GPTのようなツールで事務を軽やかにこなしつつ、
ひらめきの世界ではやっぱり人間の力が光る。
そんな話題が、事務局内でも自然と上がっていました。
※お名前は「姓&名」の順でアルファベット表記しております。
【春の一言大賞】
やる気出る 担任発表 歓声で
(H.Aさん)
―選評―
春のスタートにふさわしいポジティブな一句でした。
担任をしていてよかったなと思う瞬間でもあります。
何名の方かが管理職になって、担任発表がなくなって寂しいという川柳も送ってくださっていました。
それらも代表して、大賞はこの一句とさせていただきます!
【あるある共感賞】
「お母さん!」 互いに照れる 呼び違い
(M.Sさん)
―選評―
これ、言ったことも、言われたこともあるという先生がほとんどなのではないでしょうか。
話をしている中で、男性の先生が「お母さん」と呼ばれたことがあるという話も…。
とくに4〜5月は、こんな微笑ましい瞬間があちこちで起こっていますよね。
【笑いの種賞】
小学生 ヒールで勝った 背比べ
(T.Jさん)
―選評―
女性の事務局メンバーから「これ、意外と考えるんですよね」と一言。
小学校高学年にもなれば、成長の早い子が先生より大きくなることもよくあります。
春らしい微笑ましさと“あるある笑い”を兼ね備えた一句でした。
【リセット応援賞】
シャカリキに 働き気付けば 桜散る
(J.Aさん)
―選評―
4月の先生たちの姿そのもの。
業務負担軽減の流れとはいえ、やっぱり一年で一番の繁忙期。
そんな中で、ふと季節を感じる余白がある句に、共感が集まりました。
【先生のつぶやき賞】
また担任 ホッとされてて ホッとする
(O.Sさん)
―選評―
事務局一同「なるほど…!」と唸った一句。
こういう言葉の絶妙なやりとりや気持ちの揺れは、
今のAIにはまだまだ出せない領域です。
表に出しづらい“先生の気持ち”を、そっと詠んでくださった一句に「つぶやき賞」を贈ります。
受賞されたみなさまには、Amazonギフト券をメールにてお送りします!
そして、今回ご参加くださったすべての先生へ。
日々の忙しさの中でも、言葉を紡ぐ時間をとってくださったこと、心より感謝申し上げます。
これからも、先生同士がつながれる、
ちょっと元気になれるような企画を続けていきたいと思っています。
なお、次の企画は明日のメルマガで発表します!
どうぞお楽しみに。