車椅子ネイリストの中野由佳さん

1年半ごとに開催される「企業による障がい者雇用連携ネットワーク会」。北海道から沖縄まで、全国様々な企業や厚生労働省、自治体の方が集まり、情報交換をします。
今回は岐阜羽島のエフピコ工場で行われました。

この1年半という期間、絶妙です。その間に、いろんなことがあるので、自分の仕事や人間関係を振り返るきっかけになります。

今回、何より印象的だったのは、車椅子ネイリストの中野由佳さんとの再会。中野さんはオンラインでの参加でした。会場にはいらっしゃらなかったのですが、それならばと質問をさせていただきました。

角川クラフトさんにこの4月に移譲した「障⇔障継承プログラム」。これをお手伝いする中で、1番初めに取材したのが中野由佳さん。約3年前にお会いした時は、ちょうど妊婦さんの時期で、これからの出産を楽しみにしておられました。ご出産の報告を聞いて、弊社スタッフと喜んでからあっという間の3年。

うちの会社にもいろんなことがあったなぁと思い返していました。「会社」という存在もヒトに似たものです。よい方にもそうではない方にも成長していきます。『法人』っていう言葉、ナルホドだなとか会議中に考えていました。

その中野さん。
今回、私が参加することは伝えていません。私は質問でちらりと名乗った位です。でも、会議終了後に中野さんからLINEが…
「越智さん、参加されていましたか？」

うわっ、すごっと思いました。
3年間、連絡を取らずです。
お会いしたのは、取材をした1度だけ。
つながり自体は、ブログを読ませていただいたり、メディアを通じて拝見したりといった私からの一方的なもの。
それでも覚えてくださっているということ。とっても嬉しくなりました。
こういう方になりたいな、と。

お仕事にも復帰されたそうです。
また、ぜひお会いしたいなぁと。
たくさんの方に知っていただきたい魅力的なネイリストさんです。

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