結果が出なくちゃダメなのか?

学校ではほとんど聞かなくて、行政や企業経営をしていると当たり前のように聞く言葉があります。
そのひとつが「KPI(ケーピーアイ)」です。

先生GPTに聞いてみたら、次のように出してくれました。

『KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)とは、目標の達成度を測るための「具体的な数値指標」のことです。
たとえば、「売上を前年比で20%増加させる」という目標がある場合、その達成状況を追うために設定する指標(たとえば「月別売上高」や「新規顧客数」など)がKPIです。』

要は「なんぼ出したら、どれだけの効果があるの?」という回答がKPIです。
これ、結果が出なくちゃダメなのか。ダメですよね…
うちは『会社』なので効果がないことにお金を使い続けたら潰れちゃいます。
これ、お金だけじゃあないよな、と思います。

学校や行政の中でKPIという言葉を聞くときはお金じゃなかったです。
成績が上がったのか。
イベントでの参加人数は何人か。
こうした金額ではない数値での判定です。

これ、無駄と言ったり、無視をしたり、反論したりする方たちが一定数いました。
「国語で考え方が広がった。行間が読めるようになった。感情表現が豊かにできた。そんなことはテストの点数には反映されない。KPIと言われてもしょうがない」
「確かにイベントの参加人数は少なかった。それでも質は高かった。だからKPIなんか関係ない」

いろんな考え方はあるんでしょうけど、私は同意しませんでした。

「国語のその考え方はわからないことはない。でも、自分の子どもの点数が悪かったら文句を言うのでは?」
「本当に質が高ければ、もっと人を集められる努力ができたのでは?」
なんて考えちゃいます。

自分の相手となる「子ども」や「利用者」「保護者」「行政」「企業」…の求めること以上ができなくちゃ次から仕事が減ります。最終的にはなくなります。

だとしたら、相手の求める結果は出さなくちゃ…です。そうじゃないなら公務員でも、民間でも給料はでなくなりますから。
これからも、自身としても、会社としても、それは追いかけていきます。

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