子どもがケガをした時に『手当て』ってしてますか?

「病院でお医者さんにかかっても全く触られない」という話を聞きました。そんなことあるのかなぁと思って、周りに聞いてみると、意外に多いです。ちゃんといろいろ触診するお医者さんもいるけど、全くしない方って結構いるよ、と。
例えば、足がむくれていて、ズボンをまくろうとしたら「大丈夫ですよ、クスリを出しておきましょうね」のように診断?されるとのことでした。
コロナの時ならともかく、今でも全く触られないのと念押しで聞いたら、そうだと…

ふーむ、結構意外というか、そういうもんなのかなぁ、と疑問に思いました。もちろん全てのお医者さんじゃないにしても、一定数はいらっしゃるようです。

私はよっぽどじゃないと病院には行かないので、あまりイメージがわかなかったのですが、それでも「手当て」って大切だと思います。

私がここで言っている手当ては『痛いところをさわる』とか『痛いところを包む』とかの意味です。先生になりたての頃、おばあちゃん先生から、
「子どもが転んだり、すりむいたりして、痛いところは、まず手当てをするんだよ。それから、保健室なり、管理職なり、保護者に連絡を入れるのが順番!」
と教えていただいたことが強烈に印象に残っています。私が22歳の時に、退職される年の先生で杖をつきながら校内を歩いておられた先生からのご教授でした。

確かに、自分自身が怪我をしたり、寝違えたりしても、まず手のひらを当てて、様子を見ます。子どもに対して、先生がしてあげるのもきっと同じです。
水で洗う、消毒をする、絆創膏を貼る。
もちろん大切なことだと思います。
手当てで治るわけでは無いのですが、なんとなく安心します。この「なんとなく」って人とのやりとりの中で必要なことだと思います。

皆さんはどう思われますか?

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