めっちゃ暑くないですか!?

例年、冷たい、寒いとか言いながらプールでの、水泳指導が始まるような季節。
それなのに、もう夏のようです。

そこで今回は夏のことについて様々紹介します。

6月のうちから30度を超える「真夏日」が連日続くこの頃。
気象庁によれば、2022年6月25日には群馬県伊勢崎市で40.2度を記録。
これは6月としては観測史上初めての40度超えで、今でも記録に残る暑さでした。

さらにその翌年、2023年は「観測史上最も暑い7月」に。
平均気温は全国で25.96度と、45年前の記録を上回ったそうです。
こうした気温上昇が「前倒し」でやってくることが、もう「ふつう」になっているのかもしれません。

さて、そんな暑さにまつわる「夏の呼び方」。
色々あるなぁと思い、調べてみました。
きちんと知らなかったものばかり…

【夏のいろいろな呼び方】

  • 初夏(しょか):夏の入り口。5月下旬〜6月頃。
  • 小暑(しょうしょ):7月初旬。「そろそろ本格的に暑くなりますよ」のサイン。
  • 大暑(たいしょ):7月下旬。「一年でいちばん暑い頃」とされる節気。
  • 盛夏(せいか):まさに真夏。挨拶文にもよく使われます。
  • 才夏(さいか):古語で「盛夏」とほぼ同義。風情のある響きです。
  • 炎暑(えんしょ):文字通り、炎のように照りつける暑さ。
  • 酷暑(こくしょ):耐えがたいほどの猛暑。最近では定番の表現に。
  • 猛暑日(もうしょび):気象庁の定義で、最高気温が35℃以上の日。
  • 真夏日(まなつび):30℃以上の日。最近は6月中から頻発します。
  • 夏日(なつび):25℃以上の日。5月〜6月にも増えています。
  • 熱帯夜(ねったいや):夜になっても最低気温が25℃を下回らない日。寝苦しさの代名詞です。

こうして見ると、「夏」ひとつとっても、さまざまな表情があります。

高温続きの日々、「だるい」「ぼーっとする」「思考がまとまらない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
それ、暑さの影響です。
気温が高いと、体内の水分が失われやすく、自律神経も疲弊しやすくなります。
また、夜の睡眠の質が下がることで、日中の集中力もガクンと落ちる。
「なんかやる気が出ないな」は、サボっているのではなく「正常な反応」なんです。
そんなときこそ大切なのは、「暑さに逆らわない」こと。

・予定はなるべく午前中にまとめて、午後はゆるやかに
・冷たい飲み物は罪悪感なく、こまめに少しずつ
・「今日は無理しない」と決めることで、自分を守る
・できなかったことより、できたことを意識する

そして、人にも自分にも「暑さのせいでね〜」と笑って言えるくらいのゆるさが、夏を乗り切るための余白になってくれます。

暑さは、避けられません。
でも、その受け止め方は変えることができます。

6月でこの暑さなら、7月8月はきっと「本番」です。
小さな調整が、大きな安心につながります。
体も、気持ちも、余裕をもって夏とつきあっていきましょう。

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