キッズ用日傘、キッズ用サングラス…

ここ数年、天気や暑さの質が変わってきたと言われています。それに応じて生活習慣も変化してきています。

学校でも、私が先生になった頃の水泳授業は、子どもと同じように上半身は裸で「子どもたちと同じ服装をすることによって、天候変化に気がつける」と先輩から指導された記憶があります。
その当時はそれが正しく、時代によって少しずつ変化をしてきたのだろうなと思います。

そんな中、最近一般的になってきたのが日傘やサングラスです。確かに日差しの強さはかなりのもの。京都だと道路の気温表示板が40度を指していることもありました。身長が低い小学校低学年の子どもたちは路面に近い分、照り返しもきついです。
重たいランドセルを背負って、かつ、40度以上の気温の中を歩いていく。
少しでも涼しく会ってほしいというのは理解できる親心です。

で、学校とそれを許可していくか。
許可をせずにトラブルになっているケースもありますし、すぐに認めているケースもあります。

雨の場合だとすぐに濡れます。
被害?がわかりやすいため、傘は禁止されません。

日差しの場合だと、すぐには現れにくいです。
熱中症の場合はわかりますが、疲労度が変わる、紫外線から身を守る、というのは今日明日に結果が出てくるものではありません。
そうなると、学校としては「遊んでしまうから」「高価なものだから」「持っていること持っていない子の差が出てしまうから」と許可を出すことに否定的な管理職もいらっしゃいます。

私個人としては別に良いのではないかなと思います。

土砂降りでも、長靴を履かずに、傘も開かない子もいます。
真冬でもTシャツ短パンの子もいます。
様々な事情があって、そうするケースもゼロではないでしょうが、それを選んでいる子もいます。
自由にするというよりは「家庭判断」なのではないかと。

どこまで学校が介入するか、と考えると、それは家庭教育の範疇だと感じます。

そうした議論で時間を使うよりは、子どもたちと放課後に遊んであげる先生の方がいいじゃないかなぁと。

という京都。
今日の温度表示は41度です…

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