異業種が18,000種類ある日本

日本には約18,000の職業があるそうです。
私が就いているものは、そのうちの1つ。
他に約18,000種類の仕事がある。
めちゃくちゃ仕事があります。
世の中がどんな仕事で構成されているのかを全くと言っていいほど知らないのではないかと思います。
もちろん目の前にあったり、日々使ったりしている仕事、アルバイト経験したことがある仕事等は何となく見えます。
でも、それらはほんの一部です。
そこで、機会があれば異業種の方と積極的に交流するようにしています。
先日も、異業種の方の話を聞いてきました。
仕事なので、他者から喜んでもらい、お金を稼いでいます。
でも、全く知りませんでした。
「船長」です。
魚を運ぶ。
マグロ船みたい魚を獲る仕事はYouTubeや書籍で知っていましたが、この方は運ぶ「だけ」でした。
魚を取るわけでもなく、あっちからこっちへ運ぶ。
「だけ」の仕事。
そんな印象がゼロではなかったかというとそんなことはありません。
でも、話を聞いているうちに「すごい仕事」に変わりました。
・特殊な自然環境の中でも、決められた時に決められた場所へ行く
・航路を選択して、決められた時に決められた場所に届ける
・それらを大前提として、それでも難しい場合はクルーと船を優先させて、スケジュールを変える
これがどれだけ難しいか。
いろいろな事例から伺いました。
もしも、この仕事がなかったら…日本である種の魚は全く食べられなくなる、ということも伺いました。
見えていないだけで様々な仕事があります。
その仕事の素晴らしさもしんどいところもあります。
そういったことを知るのが職業人として、また仕事を求めている子どもたちなどと接する中で大切なんだよなーと改めて考えていました。