現状がベストじゃない感覚を持ち続ける

Amazonや楽天などのページを使っているとストレスなく買い物をすることができます。セキュリティーもしっかりしていますし、お金を払うのも「ポチる」だけで済みます。

行政系のシステムで同じようなことをするのは、とても難しいです。例えば、法人で印鑑証明を取ろうと思うと、初回は数日待たないとできませんし、2回目以降も10分はかかります。ボタンの位置も、支払い方法もパズルのようになっています。

どちらも「セキュリティを担保した状態で相手が求めるものを届ける」システムです。根本は変わりません。

こういった差は、学校でも放デイでもあります。もっとこうだったら便利なのに、早いのに、みんな喜ぶのに…
なぜされないかというと「慣れているから」「できないから」といった理由にならない理由があるからです。
やっちゃえばよいのになをうちの事務所では定期的に行っています。

棚の位置、物の買い方、デジタルツールの導入…
面倒な考える時間や目先の費用がかかることもゼロではありません。
でも、有り余るメリットもあります。
その先は考えなくてよいので時間が削減できる、そこから先の費用はかからないことはほとんど。かかったとしても人件費計算をしたら安い。

先日も買い物の仕方を工夫しました。
次回のものを考えるのではなく、次々回のものを考える。たったこれだけで、翌週の買い物の「確定」が早く済みます。安い日に買ったり、スケジュールに合わせて買うことも可能になります。

ちょっとしたことの積み重ねが大きな工夫になっていく。その感覚、とても大切だなと思います。

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