人とお会いするウィーク2(放デイ利用希望者)

宇治エデュワークに通う保護者ネットワークから。
ホームページから。
亀岡、南丹エリアで配布したチラシから。
様々な所から情報を入手いただき、少しずつ利用希望の保護者の方との面談が始まっています。
他の放デイに通う方もいらっしゃいますし、初めての方も。というのも、弊社放デイが「他の放デイと年齢が被らない」からです。
今あるほとんどの放デイが、小学校低学年中心です。
保護者が働いている時間と、放課後の時間が重なってしまうため、預かり療育されているからです。
弊社放デイは、小学校高学年から中高生を中心としています。テーマが「就労」や「自立」だからです。
この違いは大きいと感じています。
そんなこんなで面談。
最も多い話は「うちの子、心配なんです」というお声。何が心配かを伺うと『将来』です。親亡き後はまだまだと思いつつ、考えておかないとあっという間にやってくる。
その辺りのせめぎ合いを心配されています。
いつもお話させていただくのは2つです。
「出席いただくこと」「時間が必要なこと」です。
「出席」
将来的に就労を希望される福祉事業所や企業さんに情報を渡します。
その中で、就労先が1番気にするのは出席率です。
よく先方の担当さんと話をするのですが、来てくれたら何とかなる、とおっしゃいます。
逆説でいうと、来なければ働かせられないということです。
弊社も情報提供する時に、嘘をつくことができませんので、そのままで出します。
それを判断するのは先方次第です。
また、特に企業さんは利益を上げることを目的とした組織です。そこでの障害者雇用は、配慮とともに生産性を100%求められます。
となると放デイに出席いただくとこは大切です。
来たら楽しみながら学べますので、まず、それは親も子も、私たちと共にがんばっていただか必要があることをお伝えします。
「時間」
時間は絶対に必要です。
障がい、発達、不登校…本人も様々な悩みや葛藤がある中で、それを数年、十数年と生きて来ています。
それをある日を境にコロリと変える。
これは無理です。
時間はかかります。
よく使われる比喩で「漢方薬のように」という表現がありますが、まさにそれです。
丁寧に、丁寧に、です。
この2つをご理解いただいた保護者とご本人春からの利用内定をお伝えさせていただいております。
年末年始にかけて、連日お申込いただいております。
枠は埋まり次第、残りからのご選択になりますので、ご了承下さい。
