放デイ:小学校高学年から中高生の通い方

世の中の約9割の放デイが小学校低学年といわれています。しかし、弊社の放デイでは、93%が小学校高学年から中高生です。
中高生は思春期といわれる多感な時期です。その時期に彼らがどのように放デイに通うのか。
今回はそれを紹介します。

エデュワーク宇治では送迎を行っていません。

理由の1つは「自立」です。
将来、就労をする際に、親御さんから送ってもらうことは原則ありません。徒歩、自転車、公共交通機関など様々な方法を使って、自分自身の力で通います。

では、その移動をどうするか。
多くの親御さんの悩みとして、自分の力で通わせたい。恐らくできる。でも安全が心配といったものがあります。
発達にもよりますが、小学校高学年からであれば、その選択が取れるのではないかと考えています。
私たちは子どもだった頃、行動範囲が一気に広がってきたのがそのぐらいです。
もちろん時代は違います。しかし、発達という観点で考えると、およそこのぐらいではないでしょうか。

あとは親離れ・子離れの時期です。
子育て四訓というものがあります。
乳児は肌を離すな。
幼児は手を離すな。
少年は目を離すな。
青年は心を離すな。
といったものです。
親は心配。子も心配。だけど、いつかは自立を。そう考えると、自分自身の力でいくというというのは大きな自信につながります。

もうひとつの理由は「思春期」だからです。
親から送ってもらうのが嫌。
学校にお迎えの車が来るのが嫌。
行けば楽しい放デイであったとしても、その過程が引っかかるのが思春期です。
塾や習い事では自分で行くのに、福祉だから放デイは送迎。このような話は子どもたちには通じません。
自分でできることは自分でやる。
それをサポートするのも福祉の大切な役割だと考えています。

4月からの開所に向けて募集も開始しています。
1日3コマに分けています。
そのコマが埋まってしまえば、空いているコマから検討いただくことになります。
ご希望の曜日や時間がある場合は、ぜひお早めに相談申し込みをしてくださればと思います。

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