卒業式の時にかけていた「忘れてください」の一言

学年が上がる。
卒業をする。
新しい旅立ちに備える季節になりました。

そんな時に必ず子どもたちにかけていた言葉が「忘れてください」です。

終業式や卒業式に次のようなニュアンスで話をしていました。

今日でこのクラスも最後です。
このメンバー全員で会うことはおそらくもうありません。
楽しかったことも、そうではなかったことも、たくさんありました。
その一つ一つが思い出です。
先生からの送り出しのメッセージは1つだけです。
忘れてください、です。
本当に忘れてしまう、という意味ではありません。
よい形で思い出にしてくださいということです。
これから出会う人たちの中には、良い人も悪い人もいるでしょう。
例えば、良い人に出会って、去年のことばかりを引きずっていたらハッピーになるでしょうか。ならないです。新しく出会った人や物事を見て、よりよく行動していく必要があります。
例えば、悪い人と出会って「去年の方が良かった」と言ったらハッピーになるでしょうか。ならないです。より悪い方に進みます。
過去をよい思い出にして、『今』を一生懸命過ごす。
だからこそ、未来が拓けていきます。
また、本当に困った時は連絡してください。
きっとその時にできるベストを尽くして手伝います。
でも、それは1ヵ月に一度あるようなことではないです。
もしかしたら一生に一度、もしかしたらゼロかもしれません。
何故かと言うと、その時に本当に助けを求める相手は私じゃないかもしれないからです。
でも、来たら必ずできることをします。
だから、安心して、先へ進んでください。
進級(卒業)おめでとう。

去年は〇〇だった。
前は〇〇だった。
A先生は〇〇だった。
ほとんどの場合、そこには生産性がないか、かなり低い状態です。
それよりも今いるところで花を咲かしてほしい、と考えて話をしていました。

で…卒業して20年してから再会した子もいます。
その子は今、弊社のコピー機の面倒を見てくれていますり
そういう関係が一つあるだけでも幸せだなぁ、と感じます^_^

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