子どもたちと考える「来年の漢字」

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業務改善はもちろん、生徒指導や授業のこともチラホラ。
ご利用されている方限定情報もありますが、こちらでは一部抜粋ということでご覧ください。

▪️昨日、12月12日は「漢字の日」。
清水寺で「今年の漢字」が発表されることで知られています。
今年2024年の漢字は「金」。
明るい未来や輝かしい出来事への期待が込められた一文字です。

学期末。
少しゆとりのあるこの時期に「来年の漢字」を考える学習をしてみてはいかがでしょうか。
「来年はどんな年になると思いますか?」と漢字を選んでもらいます。

私が教室で実践していたころは、次のようなものが出てきていました。
「友」…もっと友だちと仲良くしたい
「挑」…新しいことに挑戦する年にしたい
「笑」…毎日笑顔で過ごしたい
一人ひとりの漢字をクラスで共有すると、それぞれの思いや考えが見えて楽しい時間になります。

その「今年の漢字」にまつわるちょっとした話もあります。
いくつか紹介します。

◻︎今年の漢字「金」の歴史
今回「金」が選ばれたのは5回目。
これまでの選定理由を振り返ってみましょう。

※この下の西暦や過去10年の漢字は、先生GPTで出しています
2000年 シドニーオリンピックでの金メダルラッシュが話題に
2012年 ロンドンオリンピックや金環日食が注目された年
2016年 リオデジャネイロオリンピックでの活躍と経済的な注目
2021年 東京オリンピックの金メダル獲得と明るいニュース
2024年 スポーツや経済の話題、輝かしい未来への期待

オリンピックや日本の輝かしい出来事に関連して選ばれる傾向があります。

◻︎今年の漢字の歴史
「今年の漢字」はもともと「今日の漢字」として、日々の出来事を反映する企画としてスタートしました。
その後、1995年から年間を象徴する漢字を選ぶ現在の形式に変更され、1年を振り返る行事として定着しました。

◻︎過去10年間の「今年の漢字」を振り返る
2023年「楽」…コロナ禍を経て自由や楽しさを感じられるようになった年
2022年「戦」…世界的な紛争が注目され、平和の重要性が問われた年
2021年「輪」…東京オリンピック・パラリンピックが行われた年
2020年「密」…新型コロナウイルスの影響で「密」を避ける生活がキーワードになった年
2019年「令」…新元号「令和」がスタートした年
2018年「災」…自然災害や台風が多発した年
2017年「北」…北朝鮮問題や北極圏の環境問題が注目された年
2016年「金」…リオデジャネイロオリンピックでの活躍が注目された年
2015年「安」…安全保障関連法案が議論された年
2014年「税」…消費税増税が話題になった年

子どもたちが「今年の漢字」を振り返ることで、1年間を振り返ったり、社会の出来事に興味を持つ機会にもなります。
来年の漢字を考える活動も通じて、未来への期待や抱負を共有する授業はいかがでしょうか?

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