2024年を授業で楽しくまとめる!何でもランキング

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▪️いよいよ2024年も終わりが近づいてきました。
子どもたちとともに1年を楽しく振り返る活動として「何でもランキング」を作ってみませんか?
ランキング形式で2024年の学校生活を振り返ることで、クラスの楽しい出来事や思い出を共有できるだけでなく、子どもたちの学校の様子を保護者に少しでもお伝えすることができるのではないかと思います。

【具体的なランキング項目例】

1.学校生活の人気メニューランキング
給食は学校生活の中でも特に印象に残る部分です。
「好きなメニュー」「もっと食べたかったメニュー」をテーマに投票を行います。
例えば「カレーライス」「揚げパン」「焼きそば」などが挙がりそうですね。
結果をランキング形式でまとめると、クラス全体で盛り上がること間違いなしです。

2.クラスの思い出ランキング
2024年のクラスで印象に残った出来事や名場面を振り返ります。
子どもたちに「楽しかった瞬間」「一番がんばった行事」などのテーマで意見を出してもらい、それらを集約します。
例えば、運動会でのリレーで逆転した瞬間や合唱コンクールでの全力の歌声、遠足で見た景色などが挙がるかもしれません。
ランキング形式にまとめて発表することで、クラス全体で思い出を共有する時間が作れます。

3.校内の好きな場所ランキング
「学校で好きな場所」を子どもたちに聞いてみます。
図書室や体育館、校庭の木の下など、子どもたちが普段過ごしているお気に入りの場所を挙げてもらうと、学校生活の様子が垣間見えます。
ちなみに、私が担任していたときに最も多かったお気に入りの場所トップ3は、教室、グラウンド、図書室でした。

4.休み時間の遊びランキング
休み時間の遊びも、子どもたちにとって大きな思い出の一部です。
「2024年、休み時間で一番楽しかった遊びは何?」と聞いてみると、ドッジボールや鬼ごっこ、お絵描きなどが挙がるかもしれません。
遊びについてランキングを作ることで、休み時間にどんな関わりがあったのかが見えてきます。

5.意外なテーマでランキング
少しユニークなテーマを設定するのも楽しいです。
「先生が一番多く言った言葉」「授業中に笑いが起きた瞬間」など、子どもたちが楽しく答えられるテーマを設定してみてください。
子どもたちから思わぬ発想が出てくることもあり、盛り上がること間違いありません。

【先生の負担を減らす進め方】

こういったランキングを紙ベースでアンケートをとると、先生が集約する手間が発生します。
それは結構な負担になることもあります。
しかし、ランキングを作成する際、すべてを先生が準備する必要はありません。
以下の方法を試してみると、子どもたちに主体的に取り組ませながら先生の負担を軽減できます。

•子どもたちに質問する方法
授業内で「給食で好きだったメニューは?」「今年一番楽しかった行事は何?」といった簡単な質問を一斉に投げかけます。
板書をしながら進めると、短時間で回答を集めることができます。

•子どもたちに集計させる方法
子どもたち自身に集計を任せるのも一つの方法です。
例えば、グループごとにテーマを決めて、発表の準備をしてもらいます。
子どもたちは自分たちで意見をまとめるプロセスを楽しみながら、協力してランキングを作ります。

ランキングを通して、子どもたち自身が1年間のがんばりや楽しさを再発見し、学級通信などで知らせることで保護者にもクラスの雰囲気を伝えることができます。
ぜひ、1年間を締めくくる活動として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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