先生GPTの成績所見機能を活かす「記録のちから」

成績所見を書く時期が、少しずつ近づいてきました。
ギリギリの先生は7月、
ゆっくり目の方は6月下旬、
早い先生は今頃から意識、なのだそうです。

恐らく多くの先生が「今年度も所見が始まるな」くらいには考えているのかと思います。

でも毎回、
何から書けばいいか分からない、
書き出しさえできれば早いのに、
一人一人の印象があいまいで手が止まる、
のようになってしまいませんか。

そんなときに力を発揮するのが、先生GPTの成績所見機能です。
そして、今の時期だからこそ、少しずつ動かしておくと本当に楽になります。

【今の記録が、所見の素材になる】
先生GPTの所見機能は、日々の記録をもとに文章をつくってくれます。
ただ、どんな記録でもいいというわけではありません。
大事なのは、その子らしさがにじむ“エピソード”があるかどうかです。

例えば、こんな記録が所見にしっかりつながります。

係活動をコツコツ続けた。
手を挙げるのが苦手だったが、少しずつ声が出せるようになった。
友達との意見の違いに戸惑いながらも、最後まで話し合おうとした。

丁寧語でなくても、長文でなくても大丈夫です。
こうした一文があるだけで、成績所見は自然に書き始められます。

【記録一覧で、抜けと“似た内容”に気づく】
先生GPTの所見覧をのぞいてみてください。
どの子の記録が少ないか、どこが抜けているか、すぐに分かります。

ただ注意したいのは、量がそろっていても、内容が似ていないかという点です。

例えば
落ち着いて活動に取り組んでいた
真面目に学習していた

このような記録が並んでいると、誰のことか分からなくなってしまいます。
そんなときは、もう少しだけ掘り下げてみてください。

調理実習では、事前に手順をノートにまとめていた
係の仕事を忘れずにやりきっていた
意見を求められたとき、ためらいながらも自分の言葉で話そうとしていた

こうした記録があると、所見文はほとんどできたも同然です。

【今から始めると、本当に楽です】
今から少しずつ記録を意識しておけば、
成績所見の8割は終わっていると言っても過言ではありません。

先生GPTなら、その記録をもとに文案をすぐに生成できます。
書き出しに悩むこともなく、思い出す作業も必要ありません。
一人一人の記録が、文章になって出てくる感覚です。

忙しくなる6月、7月を見越して、
今週から少しずつ準備を始めておくのがおすすめです。

【とはいえ、追い込まれてもなんとかなる】
とはいえ、準備の時間が取れないまま、所見の締切が迫ってしまうこともあります。
そんなときでも、記録がさえあれば先生GPTは味方になってくれます。

「ギリギリだったけど、記録があったおかげで早く書けた」
という声はたくさん届いています。

理想は今からコツコツ
でも、ギリギリでも大丈夫
それが、先生GPTの強みです。

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