向陽高校でのアントレプレナーシップ教育「その1起業家教育」

昨年度に続き、向陽高校の2年生を対象にアントレプレナーシップ教育のお手伝いをしています。
日本語だと起業家教育です。

昨年は、段ボール会社の洛西紙工株式会社とコラボして、子どもたちや被災された方でも使いやすい、段ボールデスクや大人よりも大きな段ボールのガチャガチャなどを彼らのアイデアで製品化をしました。
それを作るだけではなく、実際に販売し、出た利益を彼らにも還元するという今までになかった取り組みでした。メディアにも取り上げられ、熱心に取り組んでいました。

今年は、昨年度とは違う流れです。
今までクローズドで行っていた文化祭を、5分にして、地域の方にも解放します。その中で彼らが主体となり出店をします。何をするかというアイディアだけではなく、仕入れも彼ら、収益計算も彼ら、です。出資は弊社がさせてもらうのですが、もちろん回収をベースに行っていきます。
授業で、それを先生が紹介したときに「マジ?」という声がありました。
彼らだけではなく、先生が見てもかなり斬新な取り組みだと思います。

先生が、お祭りのきゅうり漬けを例にして、実際の仕入れや試算について彼らに話していました。
儲けを出す。
この難しさをスーパーで仕入れて、すべてを買うと相当な経費がかかってしまうという事例を挙げてしていました。

実際に彼らからは占い、おみくじ、推し活、食品関係の数々。様々なアイデアが出されました。
もちろん課題がないわけではありません。社会には様々なルールがあります。
10月1日から3日のまだまだ暑い期間に行うこともあり、食品関係にはかなり制限がかかっています。そういったことをクリアしながらどのようにアイディアを具体化していくのか。
生徒たちもかなり熱中しながら検討していました。
今からすごく楽しみです。

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