放デイで行う料理プログラムの効果

学校でも、会社でも、基本は「毎日の繰り返し」です。それが大きく変化することはありません。
朝起きて、それぞれの場所に行き、同じようなことをして、時間になったら帰っていく。このリズムを作れないと、どの年代でも苦労をします。
その中で、弊社の放課後等デイサービスで行っている人気プログラムが「料理」です。
第一に「ワクワクから始められる」ことが理由です。作って食べる。ここが1番ワクワクします。しかも自分の喜びだけではなく、家族も喜んでくれます。誰かから認められることはうれしいです。
第二に「流れがある」ことです。はじめは楽しい部分のみに取り組み、慣れてきたら、食材準備から片付けまでをセットにします。このように広げていくことで、物事には流れがあることを順序よく学ぶことができます。
第三に「拡張性がある」ことです。卵焼き、スクランブルエッグ、目玉焼き、卵料理だけでも様々あります。それだけではなくお菓子もあります。全く同じことを繰り返していくのは面白みに欠けます。社会に出たらそういうこともありますが、今は同じようなことをしながらも実は様々なことを学んでいるということも大切です。そういった観点から考えると料理は優れています。
第四に「楽しい」ことです。同じようにしても同じ味にはなりません。でも、似た味になります。この理科の実験にも似たような感覚は、なかなか他のプログラムで得ることができません。
調理プログラムは、実施が難しいです。アレルギー、衛生面の配慮はもちろんですが、そこから療育的・教育的視点を持たせた内容作りは困難です。
だからこそ、弊社のプログラムではそれを強みにしています。
「できなかったことができるようになる喜び」を感じさせたいというご家庭はぜひ一度試していただきたいです^_^
