2月に要録と成績を「触っておく」と年度末の準備になります

教員をしていた時、2月に入ると毎年やっていたことがあります。
要録や成績処理を確認することです。
「進める」というより、一度、画面を開いて確認といった感じです。

例えば、放課後に職員室で一息ついたタイミング。
パソコンを開くついでに、成績処理のシステムにログインしてみる。
まだ本格的に入力するつもりはありません。
とりあえず開く感じです。

まず見るのは成績一覧画面です。
未入力の欄がどこに残っているか。
年度末に慌てそうな教科はどこか。
「あ、ここは後でちゃんと見直そう」と、頭の片隅にこれが残っているんだなとなんとなく残すような気持ちで見ていました。

次に、要録の画面も開きます。
文章を書くわけではなく、項目の並びや、入力欄の位置を確認するだけ。
前年と同じ形式か。
文言が変わっていないか。
学校全体で使っているシステムに、細かい変更が入っていないか。
システム変更は意外に多く、ほんのちょっと変わっただけでも詰まります。

2月のうちに一度触っておくと、
「あ、これ去年と違うな」
と気づけます。
3月に入ってからだと、
その違いが、そのまま焦りやイラつきになります。

それから、入力していないデータがないかも確認します。
出欠。
特別な配慮の記録。
個別に残しておく必要があるメモ。
特に出欠は、1月までのものを全て入力するようにしていました。インフルエンザの時期とはいえ、2月3月だけだったらあとが楽になるからです。
※これは12月にも行うことがありました。

完璧にそろっている年は、正直ほとんどありません。
でも、足りていない場所を「知っている」だけで違います。

全体として、作業というより、見通しを立てる作業です。
全部終わらせようとすると、気持ちが重くなってしまいます。でも、
・どこが残っているか
・どこで時間がかかりそうか
それが分かっていると、3月の自分が助かります。

2月は、年度末処理のスタート。
まだ時間はあるけれど、後回しにすると確実に詰まる場所が見えてくる時期です。

今振り返ると、この「少しだけ触っておく」時間が、
年度末を乗り切るための、ちょっとした準備だった気がします。

この記事を書いた人