なぜ2月は28日しかないのか

「2月だけ28日しかないん?」と子どもから質問され、スタッフが答えられず…という場面がありました。
そこで、調べてみました。。。

今私たちが使っている暦は「グレゴリオ暦」といって、もともとは今から2,000年以上前の古代ローマの暦がもとになっています。
月の名前や日数の並びも、その名残です。

国立国会図書館の解説によると、現在の暦はローマ暦をもとに改良されたもので、月の構成もその流れを引いていると説明されています。
https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter2/s1.html

ここによると、ポイントは3つあるようです。

一つ目。
古代ローマでは、2月は「一年の最後の月」。
今は12月が年末ですが、当時は3月が一年の始まりで、2月は締めくくりの月でした。

二つ目。
2月は「清め」の行事が行われる特別な月。
ラテン語で清めを意味する「Februa(フェブルア)」が語源になっています。
ここから February という英語の月名も生まれています。

三つ目。
ローマの暦では、月の日数を29日や31日にすることが多く、偶数を避ける考え方がありました。
その中で2月だけが例外的な扱いになり、最終的に28日(うるう年は29日)という形で残ったとされています。

国立天文台のFAQにも、2月だけ日数が少ない理由や、うるう年の仕組みについて分かりやすく説明があります。
https://www.nao.ac.jp/faq/a0308.html

つまり、2月が短いのは自然の気まぐれではなく、2,000年以上前の暦の仕組みが今も続いているからです。

カレンダーを見るたびに当たり前のように感じている日数も、実は長い歴史の積み重ねの上にあります。

2月が短い理由を知ると、暦は単なる数字の並びではなく、人の考えや文化が形になったものです。

こういう話は、教室でも家庭でも、ちょっとした雑学として使えます。
「どうして2月だけ短いの?」と聞かれたら、歴史の話につなげられるかな、と思います。

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