「個別対応」と「1対1対応」の違い

学校でも、職場でも、放デイでも、家庭でも。
「混ざってるな」と思うがあります。
『個別対応』と『1対1対応』の違いについてです。

エデュワークでは、個別対応をしています。
人数の関係で1対1対応を結果的にすることはありますが、それは積極的にしていることではありません。

なぜか。

個別対応は必須です。
発達障がいも、障がいも、人それぞれに異なるからです。
ASDでもADHDでも、大まかな行動や思考の特徴はありますが、それは人によって違います。
なので、個別に支援を計画することになります。
その児童・生徒や、プログラムによって、初期は「1対1」であるケースもあります。
でも、それは初期のみ。
できるところから自分でできる時間を増やしていきます。
その間、スタッフは何をするのか。
必要な時に、声をかけたり、目をかけたりをします。
必要がなければ、近くにいるだけです。
何かをすることが逆効果になることもあります。
集中したい時に話しかけられると邪魔にすらなるからです。

1対1対応は可能な限り避けます。
自立の妨げになるからです。
パズルをするのにも、勉強をするのにも、料理をするのにも、いつでも横に支援者がいる状態でしたら、それは自立ではありません。
就労でも一緒です。
労働者1人に対して、支援者が1人いるという状態は就労現場ではあり得ません。
それが「障害者雇用」の現場でも、です。

例えば、自習を45分するという場面。
始めは45分、サポートが必要。
5分は自分でできるようになった。
30分、自分でできるようになった。
45分、全ての時間を自分ででき、最後に先生から褒めてもらうようになった。
最後には、評価も自分でできるようになった。

そういった行動ができるようになっていくのが『個別対応』です。
『1対1対応』のみでは絶対に辿り着けないのが自立や就労です。

なんとなく言葉が似ているので混合してしまいがちです。
でも、大きな違いがあります。
その児童・生徒にとって、何が必要か。
それを考えながら、エデュワークでは支援をしていきます。

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