ビアガーデンで感じた「気遣い」

先日、ホテルを経営している知人のビアガーデンで、ホールの仕事のお手伝いをする機会がありました。

学生時代にも接客のアルバイトをした経験はありますが、今回は当時とは少し違った感覚がありました。

仕事をする中で「気遣い」の大切さを感じるようになった今、改めて接客の仕事をしてみると、以前なら気づかなかったことがたくさん見えてきたからです。

今回、僕はホールを担当しました。

お客さんに呼ばれたら席へ行き、注文を聞いて戻ってくる。

自分では普通に仕事をしているつもりでしたが、本職の方たちの動きを見ていると、大きな違いがありました。

注文を聞いたあと、そのまま戻るのではなく、店内を一周する。そして、ドリンクがなくなりそうな人がいれば「次のお飲み物はいかがですか?」と声をかけていました。

さらに印象的だったのが、お客さんと接するときの姿勢です。

注文を聞くときには、なるべくお客さんと同じ目線になるように姿勢を低くする。注文だけを聞いて終わるのではなく、ちょっとした会話を交わしながら、自然とアットホームな空気をつくっていました。

「注文を聞く」という仕事だけを考えれば、僕も本職の方もやっていることは同じです。

でも、その前後にある小さな行動には大きな違いがありました。

相手が何を求めているのか。
どうすれば心地よく過ごしてもらえるのか。

言われてから動くのではなく、相手の様子を見ながら一歩先を考える。

これが「気遣い」なのだと思います。

気遣いは、何か特別なことをすることではなく、相手をよく見ることから始まるのかもしれません。

普段の仕事でも、「頼まれたことをする」だけではなく、その人の様子を見て、その先を考えて動く。

ビアガーデンでのお手伝いを通して、そんな小さな気遣いの大切さを改めて感じることができました。

文章:宇治指導員Y

この記事を書いた人