私たちには、それぞれ得意なことや苦手なことがあります。
料理が得意な人もいれば、苦手な人もいる。
人前で話すことが得意な人もいれば、とても緊張する人もいる。
誰かにとっては簡単なことでも、別の誰かにとっては勇気が必要なことがあります。
それは、子どもたちも同じです。
日々子どもたちと関わっていると、たくさんの「できた!」に出会います。
一人で最後まで活動に取り組めた。
分からないことを自分から質問できた。
使ったものを自分から片付けられた。
お友達に「貸して」と伝えられた。
気持ちを切り替えて、もう一度挑戦できた。
一つひとつを見ると、大人にとっては何気ないことに感じるかもしれません。
でも、その子にとっては大きな一歩かもしれません。
例えば、昨日まで「先生やって」とお願いしていたことを、今日は少しだけ自分でやってみる。
最後まで一人ではできなかったとしても、「自分でやってみよう」としたことは、昨日までとは違う姿です。
つい私たちは、「できた」「できなかった」という結果に目を向けてしまいます。
ですが、子どもたちと関わる中で大切にしたいのは、結果だけではなく、その過程にある小さな変化です。
「今日は自分から始められたね」
「分からないって自分から言えたね」
「途中で諦めずにもう一回やってみたね」
同じ「できた!」でも、その大きさや意味は一人ひとり違います。
だからこそ、周りの子と比べるのではなく、その子自身の昨日や少し前の姿と比べることで、初めて見えてくる成長があるのではないでしょうか。
そして、その小さな「できた!」に私たち大人が気づき、具体的に言葉にして伝えることで
「自分にもできた」
「次もやってみよう」
という気持ちにつながっていくのだと思います。
毎日一緒に過ごしているからこそ、成長が当たり前になり、気づかず通り過ぎてしまうこともあります。
だからこそ私たちは、一人ひとりの「できた!」を見逃さず、その子と一緒に喜ぶことを大切にしていきたいと思います。
今日の小さな「できた!」が、明日の「やってみたい」につながるように。
担当:エデュワーク千代川職員「K🌙」

