手先を動かして、無心になる時間

スマホを無心で触っている時間は、実は脳が全然休まっていない、という話をこの間テレビで見ました。

でも、去年からハマっている編み物をしているときは、本当に何も考えずに無心になれている気がします。

エデュワークで子どもたちが活動しているときにも、同じような無心の時間だな、と感じることがあります。
アイロンビーズもそうですし、最近では編み物やパラコードに挑戦している子たちもいます。

最初は慣れない動作に苦戦していたのですが、少しずつ手が慣れてくると、小さな変化がありました。
普段は職員やお友達とおしゃべりするのが苦手な子が、手元を動かしながら、自分のことをたくさん話してくれるようになったのです。

正面を向いて「さあ、お話ししましょう!」と向き合うと、どうしても緊張してしまいます。
しかし、一緒に手を動かしていると、不思議と緊張がほぐれていきます。

一定のリズムで針を動かして編んでいく、台の上にアイロンビーズを並べていく、パラコードを編んでいく…
こうした繰り返しの動作には、「幸せホルモン」とも呼ばれる、脳内に安心感をもたらす「セロトニン」を分泌させる効果があるといわれています。

じーっと顔を見られるプレッシャーがなく、お互いに手元を見ながら作業をしている安心感と、無心になってリズムよく手先を動かすことで、心がリラックスして話しやすくなるんだな、と子どもたちの姿を見て感じました。

何かが上手に作れるようになることも嬉しいことですが、ただ無心になって頭を休めたり、リラックスして職員とお喋りできたりする、
エデュワークが子どもたちにとって、ホッと安心できる場所になっていたらいいな、と思います。

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